金の斧金の斧(きんのおの)は、寓話。イソップ物語のひとつ。
あるきこりが斧を川に落としてしまい嘆いていると、ヘルメス神が現れて川に潜り、金の斧を拾ってきて、きこりが落としたのはこの金の斧かと尋ねた。きこりが違うと答えると、ヘルメスは次に銀の斧を拾ってきたが、きこりはそれも違うと答えた。最後に失くした斧を拾ってくると、きこりはそれが自分の斧だと答えた。
ヘルメスはきこりの正直に感心して、三本すべてをきこりに与えた。
それを知った他のきこりは、わざと斧を川に落とした。ヘルメスが金の斧を拾って同じように尋ねると、そのきこりはそれが自分の斧だと答えた。ヘルメスは呆れて何も渡さずに去り、恥知らずなきこりは自分の斧をも失った。