キャラバンファイル:ST-caravan.jpg thumb 300px キャラバン
キャラバン(caravan)はペルシャ語の「カールヴァーン(Karvan)」に由来する言葉で、日本語では「隊商」という訳語が充てられている。
キャラバンは商品の輸送中に盗賊団などの略奪、暴行などの危険から集団的に身を守り、商品の安全やいざというときの保険のために、複数の商人や輸送を営む者が共同出資して契約を結ぶことによって組織されていた。
そのためキャラバンは、その指揮者、事実上の「隊長」の指揮のもとに隊列を組んで一貫した統一行動をとることが要求され、「隊長」が、水場や旅程、停泊などを日程を決定し、キャラバン隊は全員それに従った。
西アジアのキャラバン交易は砂漠の気温が極端にあがる夏は避けられ、年間3~4回程度、春と秋に行われた。主にイスラム地方を回る商人が多かったが、キャラバンはさまざまな文化が交流・融合するきっかけともなった。